1998-04-23 第142回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第6号
政治家さえ見おろす大蔵官僚、お上意識、そして、民間に対しては現ナマさえもらわなければ幾らごちそうになっても大丈夫だという、これをやはり改めるのは、大き過ぎる財政、金融という二つの権力を分ける、この切り込みが政治になければ、相変わらず、でき上がった財務省というのは今の大蔵省の延長になってしまう、私はそう思いますけれども、いかがですか。
政治家さえ見おろす大蔵官僚、お上意識、そして、民間に対しては現ナマさえもらわなければ幾らごちそうになっても大丈夫だという、これをやはり改めるのは、大き過ぎる財政、金融という二つの権力を分ける、この切り込みが政治になければ、相変わらず、でき上がった財務省というのは今の大蔵省の延長になってしまう、私はそう思いますけれども、いかがですか。
これは、会食したらいかぬというおきてがあるにかかわらず、あなた自身が自分でこういう三つのおきてをつくっているということは、おきてに違反するためのおきてを自分で勝手につくって、幾ら飲んでも構わぬぞ、幾らごちそうになっても構わぬぞ、こっちから要求さえしなければいいんだ、同一の方と反復継続することはしないんだ、特定の方に一方的に偏りさえしなければいいんだと。
いわば無償というごちそうに国家統制の強化という毒薬をふりかけたようなものでありまして、幾らごちそうが食べたくても、毒薬のかかったごちそうを食べることは、とうていできないのであります。この法律が実現すれば、教師は教科書を選ぶ自由を法律的に奪われまして、戦争前のように天下り式に与えられた教科書で画一化された内容を教えなければならないという、全く自主性のない兵隊同様にされてしまうのであります。